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大阪砲兵工廠跡

2021_02_26_砲兵工廠跡
2021_02_26_荷揚げ門
2021_02_26_化学分析場
 2月の読書会のテクストは、開高健『日本
 三文オペラ』
――小松左京や梁石日も自作に
 取り上げた大阪砲兵工廠跡地が舞台の小説
 です。普段、何気なく目の端に入っているとは
 いえ、良い機会なので、小雨のそぼ降る中、
 大阪城公園を散策してきましたよ。JR大阪
 環状線の駅で下りますと、河合隆三の「石の
 詩
」や蒸気機関車(形式8620)の動輪を眺め
 つつ、第二寝屋川(平野川)に沿って、大阪城
 ホールの方へ歩み、東外堀へ寄るうち、「砲兵
 工廠跡
」と記された石碑が見つかります。
 (句読点や助詞を若干加えて、説明文を転記)
        ☆
 大阪砲兵工廠跡は大砲生産を中心とした
 近代日本最大級の軍事工場で、明治3年
 (1870)、この付近に設置された造兵司
 発祥とする。民需品も手がけるなどして
 大阪における近代工業化の推進役を担い、
 敷地はここを中心に大阪ビジネスパーク
 一帯、森ノ宮方面、さらに大阪環状線の
 東まで広がった。昭和20年(1950)の
 空襲によって壊滅し、残っていた元本館の
 建物は大阪市により昭和56年に撤去
 され、跡地に大阪城ホールが建てられた。
 江戸時代、この付近一帯は「御蔵曲輪

 (おくらくるわ)」と呼ばれ、年貢米などを備蓄
 する幕府の蔵が立ち並んでいた。

        ☆
昨秋、アクアライナーに乗船時、「大阪城新橋」と「新鴫野橋」の間に
謎めいた水門を見かけていたのですが、大阪砲兵工廠・荷揚げ門
(中画像)と調べがつきました。明治4年(1871)に建設されたアーチ門。
北外堀を反時計回りに進んで行くと、赤煉瓦造りの「化学分析場」に
遭遇します。前に位置する関連施設(倉庫?!)同様、崩落が激しくて、
立ち入っての見学は出来ませんが、雰囲気が思わせぶりで、飽き
させません。建築は大正8年(1919)。良い形で、保存できないかしら。
左右の石組みだけが残る砲兵工廠の正門、「筋鉄門(すじがねもん)」を
堪能した後、大阪城公園を離れました。第二寝屋川に架かる橋を
画像に収めながら、天満橋に移動。「北新地鳥屋」天満橋店で呑み
喰いすると、「京阪シティモール」地下1階の「靖一郎豆乳」に立ち寄り、
ドーナツを購入。8Fの「Shuhari」へ上がって、デザートまで食した次第。

参考文献:開高健『日本三文オペラ』(新潮文庫)
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡近代建築呑む豆乳読書会

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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