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水路閣

2021_02_27_水路閣_1
2021_02_27_水路閣_2
2021_02_27_水路閣_3
 とことん、貧乏性ではあります。単に、人形
 浄瑠璃
を聴きに京都へ行く。割り切ればよい
 だけのものを、せっかくだからと詰め込む
 スケジュール。JR京都駅に間近い京都市
 下水道局本庁舎
を訪ね、マンホールカード
 を入手。さらに、別デザインのカードを求めて、
 蹴上の「琵琶湖疏水記念館」を目指すの
 でした。岡崎まで近場ではあるし、開演時刻
 まで間もあるし……ところが、蹴上は、橋やら
 近代建築やらの宝庫でもありまして、嬉しい
 悲鳴を上げたくなります。本当に困りました。
 琵琶湖疏水を琵琶湖(大津)から鴨川まで
 踏破したくなって、うずうず。とは言うものの、
 まずは、「南禅寺 水路閣」でしょう。何度
 観ても、惚れ惚れします。明治21年(1888)、
 疏水分線に水を通すために造られた高架
 水道橋。田邉朔郎(1861~1944)の設計で
 全長93.17m、幅4.06m。赤煉瓦のアーチが
 無数のドラマを連想させてくれます。アーチ橋
 というだけでなく、橋脚自体にもアーチ構造を
 採用している点が、物語の増幅作用を高めて
 いるように思われ。橋脚にアーチが穿たれた
 かのようで……「ローマ水道(橋)」のアーチは
 サイズを違えながらも、同一方向にしか眺め
 られなかった記憶がありますしね。因みに、
 水路閣の煉瓦は“イギリス積み”と確認済み。
 上部の疏水の流れも味わい深かったです。
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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