納豆の家計支出金額(2011年)

総務省統計局の「家計調査」の結果から、2011年の全国平均1世帯当たりの家計支出をまとめた。総務省統計局での収支項目分類および内容例示によると、納豆は「大豆を蒸し、納豆菌で発酵させたもの」と定義されている。ちなみに納豆こんぶはこんぶ、浜納豆は他の大豆製品に分類される。

納豆について2人以上の世帯対象の調査結果を見ると、家計支出金額は前年比0.51%減の3,295円。7年連続の前年比減ではあるが、微減に抑えた。4,000円台を割り込んでからは7年目に当たる。

月別に追ってみると、2008年11月から2011年3月まで29か月連続で前年同月比減を記録した。他の大豆加工品の下位分類(豆腐、油揚げ・がんもどき、他の大豆製品)と比べて分かることだが、納豆は豆腐や油揚げ類と違い、季節での変動幅が小さく、支出金額が一年を通してほぼ200円台後半で安定している。

近代納豆が成立するまで、すなわち、納豆の製造によって生計が成り立つまでの時代だと、納豆は農業の閑散期、すなわちコメなどの収穫を終えた冬場に農村地域で作られる地域食品という側面が大きかった。それが「食の近代化」の一環として、納豆を工業的に製造することが可能となったことから、季節商品としての特性が薄れ、年間を通して日常的に供給され、購入できるものとなった。

納豆の購入頻度については、前年比0.56%増と微増を示した。購入頻度では、1世帯当たり年間28.53回、月2.38回になる。購入世帯数は0.23%微減、月平均73.39%の家庭が納豆を購入。購入頻度、購入世帯数においても、納豆は季節の影響が小さい食品であると読み取れる。支出金額、購入頻度や購入世帯数をいずれも前年並みとしたことから、納豆の支出金額の減少傾向が底を打ったことを期待したいところ。

納豆の家計支出金額
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通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



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「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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