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簑助引退

2021_04_16_国立文楽劇場 4月16日(金)18時から、「国立文楽劇場」にて
 「四月文楽公演」第3部を鑑賞してきました。演目は
 「傾城阿波の鳴門」十郎兵衛住家の段、「小鍛冶」。
 前回、後方に空席が目立ち、客席の入りに不安を
 覚えていたのですが、以前の高揚感が戻ってきた
 ように感じました。ただ、客層の雰囲気が違うようでも
 あり、「刀剣乱舞」とのコラボレーション効果なのかな
 (腐女子が寄ってきたとは言いません)。「小鍛冶」が
 宝刀“小狐丸”の誕生秘話を扱っていることから、
 そのキャラクターを人形化した物まで展示されており、
 ぼくも思わず、撮影やスタンプの行列に並びましたよ。
 「傾城阿波の鳴門」は豊竹靖太夫と野澤錦糸のコンビに
注目。病気療養で休演した吉田玉也の代役(阿波十郎兵衛)は、吉田玉佳でした
が、続いての三条小鍛冶宗近も玉佳だったので、出ずっぱりよ。お疲れ様でした。
老翁(稲荷明神)は吉田玉志。玉志も最近気に懸かるようになってきているところ、
この稲荷明神は三人出遣い! 左遣いの吉田玉勢、足遣い(狐足?!)の吉田
玉路も顔を見せてくれました。どこぞの元市長と違って、ぼくは舞台裏や仕掛けが
見えても、気になりません。むしろ、見たがりなのよね。帰宅途中の地下鉄通路の
壁に、吉田簑助師匠が四月公演を最後に引退すると前日発表したと張り出されて
いました。号外というか、一つの事件ですね。あの錦祥女では未練が残ります……。
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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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