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山科疏水の橋(7)

5月に入りましても、3月末の思い出話――
2021_03_30_第10号橋(山ノ谷橋)_1
2021_03_30_第10号橋(山ノ谷橋)_2

第9号橋大岩橋」まで来ていたので、
次は「第10号橋」です。橋板名を見ると、
山ノ谷橋」とあり、「黒岩橋」、「封じ山橋
等の別名もあるそうです。デザインが秀逸。
後に触れます「第11号橋」の実績に基づき、
明治37年(1904)に造られた鉄筋コンクリート
橋でありまして、国史跡に指定されています。
設計はもちろん、田邉朔郎(1861~1944)。
永興寺(ようこうじ)」の参道につながっており、
同寺には気に懸かる構造物があるのです
けれども、次の機会を待ちましょう……逆に、
南側に目を遣ると、「栗原伸邸」(所有者の
変遷もあって、正式名称はよくわかりません)
の佇まいに心を奪われます。山科疏水の
見所は多々ありますが、近代建築好きで
なくとも、「第10号橋」、「第11号橋」、「栗原
伸邸」は外せません。10号橋の上から疏水
下流(西側)を眺めれば、「第2トンネル」です。

参考文献:『琵琶湖疏水の歴史散策』(近代京都の礎を観る会)
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡近代建築

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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