疏水は続くよ

上に立って、山科疏水(琵琶湖疏水の一部)の
行方を眺めれば、「第2トンネル」東口洞門が
目に入ります。長さは124mと大した距離では
ないのですが、西口洞門までは住宅街の中を
回り込む必要があり、うっかりすれば、道に迷い
そうでした。琵琶湖疏水のトンネルの出入り口
には、いずれも石額(扁額)が掲げられており、
明治時代の元勲らが揮毫しています。第2
トンネルの東口洞門の上部には、井上馨の「仁以山悦智為水歓」、西口洞門には
西郷従道の「随山到水源」が刻まれていました。井上は『論語』からの引用です。
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