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「聖徳太子と法隆寺」他

5月21日(金)、「奈良国立博物館」で開催中の2021_05_21_薬師如来像_クリアファイル&一筆箋
聖徳太子1400年遠忌記念・特別展「聖徳
太子と法隆寺
」を観に出掛けました。夜来の
雨も上がりつつあり、登大路地下道を潜って、
事前予約していた時間帯(13時30分~14時
30分)に入館します。3日前に「法隆寺」を訪問
したばかりですから、予習は万全。本拠地で
拝観できなかった仏像等をじっくり鑑賞しようと
いう魂胆です。西院伽藍の金堂からは、「薬師
如来坐像
」。JR天王寺駅と法隆寺のスタンプ、当日の博物館のスタンプを集めての
プレゼントである一筆箋、また、リーフレットの引換券で先着1,000名が貰えたクリア
ファイルも、薬師如来がデザインされていましたよ(右上画像)。同じく、金堂からは
四天王立像のうち、「広目天」、「多聞天」が来館。「伝六観音像」も勢揃いです。
大好きな「観音菩薩立像夢違観音)」もやって来ていました。夢殿から招聘された
行信僧都坐像」は、日本の肖像彫刻として、あの「鑑真和上坐像」に次いで古い
そうです。しかし、1400年遠忌記念とあれば、主役はやはり、聖霊院の秘仏「聖徳
太子および侍者像
」でしょう。通常は、お会式(太子の命日)にしか開扉されず、
27年ぶりの寺外公開。聖徳太子坐像が、山背大兄王殖栗(えぐり)卒末呂
(そまろ)恵慈(えじ)法師の4坐像を従えています。厨子内で実際に配置されている
卒末呂王と恵慈法師の間の「地蔵菩薩立像」、山背大兄王と殖栗王の間の「如意輪
観音菩薩半跏像
」も展示されており、特に半跏思惟して、肩から胸元を覆う袖付きの
衣を着た如意輪観音は、「四天王寺」救世観音像の写しとされているそうで、興味が
尽きません。ところで、殖栗王といえば、いつも困った顔をしていませんか。Why? 
       ☆
仏像から話は逸れますが、法隆寺献納宝物(東京国立博物館)の「聖徳太子絵伝
(10面)に目を通していますと、聖徳太子と日羅との邂逅シーンも描かれており。
       ☆
2021_05_21_金峯山寺「金剛力士立像」 「奈良博」へ来たらば、必ず、「なら
 仏像館
」も覗いてみましょ。正直、
 「仏像館」だけでも、満腹になる
 くらい、充実していますし。現在は
 「金峯山寺」仁王門の「金剛力士
 立像
」も特別公開されています。
 以前はちゃんと逢えなかったので、
 面会が適って嬉しいのです。延元
 3年(1338)から翌年にかけて、
 康成(こうじょう)の制作。その他、
 「阿閦如来坐像」(西大寺)や、
 “香薬師の右手”(新薬師寺)も
 実見できて、大満足しましたよ。
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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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