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大阪舎密局

OSAKA生涯学習情報誌「いちょう並木」のページを捲っていると、
巻頭の橋爪節也氏の記事で、懐かしい物件と邂逅しましたよ。
       ☆
 大阪で近代的な高等教育をおこなった早期の学校が、本町通りに記念碑が建つ「大阪舎密局」である。“舎密(せいみ)”とは科学を意味するケミストリーに由来し、明治2(1869)年、オランダ人の教師クーンラート・ハラタマ(1831~1888)を教頭に開校された。しかし、第三高等中学校が開校されて、明治22(1889)年、学校は京都に移り、京都帝国大学(現・京都大学)の源流となる。大阪は高等教育の学校を手放したのである。
       ☆
ひっそりと植え込みの陰に隠されていた K. W. ハラタマ博士の胸像を
思い出します。大阪は芸術や学問をもっと、もっと大事に扱わないと
駄目ですよねえ。今年は大阪大学の創立90周年、大阪外国語大学
(現在は阪大と統合)の創立100周年。大阪帝国大学(現・大阪大学)
開校は昭和6年(1931)、大阪城天守閣が再建された年でした。

参考文献:「いちょう並木 2021 6月 No.457」(大阪市教育委員会)
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テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡

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たまに「考える人」、歴史探偵。
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