納豆ヒーローが生まれた日
7月10日は「納豆の日」。全国納豆協同組合連合会では、本年度の納豆クイーンに女優の宮崎香蓮さん(本来の表記は「宮﨑香蓮」です)を選出し、岩手・三陸鉄道で「納豆列車」を運行させるなど、様々なPR活動を展開している。2013年度納豆クイーン表彰式は7月3日に執り行われたが、同じ会場で、納豆食推進の親善大使「ミス納豆」6代目が紹介されるとともに、ウルトラマンもやって来た(正確に記すと、初代ウルトラマンとウルトラマンナイス)。円谷プロダクションが創立50周年を迎えたことと、ウルトラマンがブラウン管に初登場したのがやはり7月10日であったことから、ウルトラマンには「納豆ヒーロー賞」が授与されている。
特殊撮影技術、いわゆる“特撮”で知られる円谷プロは、映画会社・東宝出身の円谷英二が1963年4月12日に「円谷特技プロダクション」として創設した。誰もが知っているウルトラマンに代表される特撮番組は、平成に入ってからも同シリーズが復活するなど、大人から子供まで楽しめるクオリティーが売りだったが、そのための制作費が悩みの種で、制作本数が増えれば増えるほど赤字が累積するという構造的欠陥に付きまとわれていた。故に現状、経営母体は創業者の円谷一族の手を離れ、パチンコ・パチスロ機を扱うフィールズ・グループの下にある。
円谷プロ最大のヒット作「ウルトラマン」は正式名称「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」。「シリーズ」とあるように「ウルトラQ」の続編であり、1966年7月17日から翌1967年4月9日まで全39話がTBS系列で放映された。では、7月10日は何?という疑問も出てくるだろう。撮影の進行が大幅に遅れて間に合わなかったという大人の事情はさておき、まだ当時は馴染みの薄かった空想特撮ドラマを一般視聴者にアピールしようとの思惑から、「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」なる特別番組が打たれた訳。そのため、7月10日がウルトラマンお茶の間初登場の日とされているのだ。
ちなみに、ウルトラマンと共に表彰式会場に登場した「ウルトラマンナイス」は、1999年に放送された「ウルトラマンティガ」の再放映枠内で、スポンサー企業バンダイのインフォマーシャルとして毎回1分間だけ展開されていたウルトラ作品。地球上の玩具を狙う宇宙人や怪獣から日本の平和を守るというコミカルな設定だったが、玩具のCM担当という役割を担っていただけに、納豆であれ何であれ、PR活動を行うには打ってつけの人選(?)かもしれない。
特殊撮影技術、いわゆる“特撮”で知られる円谷プロは、映画会社・東宝出身の円谷英二が1963年4月12日に「円谷特技プロダクション」として創設した。誰もが知っているウルトラマンに代表される特撮番組は、平成に入ってからも同シリーズが復活するなど、大人から子供まで楽しめるクオリティーが売りだったが、そのための制作費が悩みの種で、制作本数が増えれば増えるほど赤字が累積するという構造的欠陥に付きまとわれていた。故に現状、経営母体は創業者の円谷一族の手を離れ、パチンコ・パチスロ機を扱うフィールズ・グループの下にある。
円谷プロ最大のヒット作「ウルトラマン」は正式名称「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」。「シリーズ」とあるように「ウルトラQ」の続編であり、1966年7月17日から翌1967年4月9日まで全39話がTBS系列で放映された。では、7月10日は何?という疑問も出てくるだろう。撮影の進行が大幅に遅れて間に合わなかったという大人の事情はさておき、まだ当時は馴染みの薄かった空想特撮ドラマを一般視聴者にアピールしようとの思惑から、「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」なる特別番組が打たれた訳。そのため、7月10日がウルトラマンお茶の間初登場の日とされているのだ。
ちなみに、ウルトラマンと共に表彰式会場に登場した「ウルトラマンナイス」は、1999年に放送された「ウルトラマンティガ」の再放映枠内で、スポンサー企業バンダイのインフォマーシャルとして毎回1分間だけ展開されていたウルトラ作品。地球上の玩具を狙う宇宙人や怪獣から日本の平和を守るというコミカルな設定だったが、玩具のCM担当という役割を担っていただけに、納豆であれ何であれ、PR活動を行うには打ってつけの人選(?)かもしれない。
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