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ポーラ美術館コレクション展

2021_08_31_あべのハルカス美術館 8月末日、「ATC」に行く予定を変更すると、
 「あべのハルカス美術館」に赴きました。
 まだ、夏休みかな。入場するまでに、しばらく、
 行列に並ぶと、「ポーラ美術館コレクション
 展
」の鑑賞です。“モネ、ルノワールから
 ピカソ、シャガールまで
”と謳っているように、
 印象派以降の(日本人にとっても)非常に
 わかりやすい展示内容です。同美術館が
 ポピュラーな戦略に振り切っていることに感心
させられます。クロード・モネの「睡蓮」に始まり、1点だけ撮影可能とされていた
ピエール・オーギュスト・ルノワールの「レースの帽子の少女」の前には、俄かカメラ
マンが群がっていましたよ。間違いなく、その絵を観ている人より、スマホの画面に
見入っている人の数の方が多いでしょうね。ピカソも、如何にもピカソらしい作品が
選択されていましたし、ゆっくり、眺めていられる雰囲気ではなかったですねえ。
ただ、数が大きければ、機会が与えられているならば、次代への可能性につながる
ことも期待できましょう。大ぶりな作品では、ピエール・ボナールの「地中海の庭」や
ラウル・デュフィの「パリ」が映えていました。ぼくが好むポール・セザンヌであれば、
「オーヴェール=シュル=オワーズの藁葺きの家」、「4人の水浴の女たち」、
「プロヴァンスの風景」、ジョルジュ・ブラックは「レスタックの家」、「ティー・ローズの
花籠」が展示されていまして、他には、映画の1カットを意識させられざるを得ない
ピエール・ボナールの「浴槽、ブルーのハーモニー」、異様に存在感のあるキース・
ヴァン・ドンゲンの「灰色の服の女」に心を奪われました。記憶のよすがに購った
ポスト・カードの数枚には、“”関連として、ポール・シニャック「オーセールの橋」、
フィンセント・ファン・ゴッホ「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」も含まれています。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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