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春野恵子

9月26日(日)、午後上がりのシフトに切り替えていました。
大阪駅前地下道を西へ向かい、最近、とんとご無沙汰の
「ビルボードライブ大阪」や「大阪中央病院」の前を過ぎ、
オーバルホール」を目指しました。「毎日新聞ビル
(大阪市北区梅田3丁目4−5)のB1Fに在ります。「毎日
文化センター
」や「毎日インテシオ」、同フロアには中華
居酒屋「女児紅
も入っていたのですが、「オーバルホール」
利用は初めてかもしれません。13時30分から、「春野恵子
浪曲独演会
」の開演です。つい十日ほど前に拝見した
ばかりでの再会でした。前回は、衝立に隠されていた曲師、
一風亭初月も舞台上で観ることが出来ます。春野恵子は
関西浪曲界の大御所、二代目・春野百合子の弟子です。
今回は浪曲初舞台15周年記念として、「四宮坊太郎」と
藤十郎の恋」が取り上げられました。ケイコ先生は年配の
お客様を盛り上げるのが巧み。ザ・大衆演芸という貫禄を
存分に見せつけてくれます。浪曲浪花節)という演芸は、
明治時代初期に生まれたもので、「古典芸能」、「伝統芸能」
と呼ぶには、微妙に歴史が浅く感じられてしまうのですが、
その分、人形浄瑠璃よりも聴いていて、わかりやすいという
メリットはあります。芸道の世界と言うよりも、浪曲師という
タレント性に懸かっている個人芸といった側面が極めて強い
のではないかしら。ところで、「藤十郎の恋」が菊池寛の作
というのは、文学史上の基礎知識。しかし、その内容が
極めて悪魔主義、耽美主義と言わないまでも、芸術至上
主義をテーマとしていたことは、ついつい失念しますよねえ。
       ☆
当記事のジャンル、テーマやら、ユーザー・タグの
設定に、ちょっと、困ってしまいましてねえ。
“浪曲”というタグを新たに設ければ済む話では
あるのですが、余計なタグの数を増やしたくない
もので……弱ったなあと思っていたらば、ケイコ
先生本人から「浪曲は一人ミュージカル」と
言い切ってくれていたのに乗じて、当座のタグは
“演劇”としておきます。今後、浪曲の記事が
激増するようであれば、また考え直しますけれど。
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テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 演劇小説

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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