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ワカテ de ワカル

10月19日(火)、Osaka Metro~南海・高野線で堺東へ2021_10_19_「和の構造・2」
向かいました。今回の目的は、「フェニーチェ堺(堺市民
芸術文化ホール)」での「ワカテ de ワカル フェニーチェ
文楽
」の鑑賞です。一日2回公演で、ぼくらは14時からの
1公演目のチケットを取っていました。発意・監修は、人間
国宝の桐竹勘十郎。お住まいのある大阪市住之江区から
数十名が団体客として応援に来られていました。挨拶の後、
「ワカル文楽」と題して、吉田簑紫郎の司会で、大道具の
魅力が語られます。「関西舞台」の担当者が壇上に出て、
舞台裏話を聞かせてくれ、元・黒子のぼくとしては、無類に
愉しかったですねえ。実演は「伊賀越道中双六沼津の
でした。実は最前列の席に座っていたため、人形遣いの
動きが克明に見える一方で、下手脇に表示される詞章が
見づらいという難点を断られたのですが、実は、9月の「文楽
プレミアムシアター
」で予習が万全の状態でしたから、
無問題。太夫は竹本碩太夫から竹本千歳太夫へ、三味線は
鶴澤燕二郎から鶴澤清介へ替わりました。人形役割は、親
平作が勘十郎、呉服屋十兵衛が簑紫郎。娘お米が桐竹紋臣。
他の出遣いは、荷持の安兵衛が吉田玉彦、池添孫八が吉田
玉誉でした。演目自体がどうのと言うよりも(平作が命を捨てる
ロジックに、どうも納得が行かない)、文楽をフラットに楽しめる
ようになってきたという実感が強いです。ちょっと、手応え有り。
       ☆
堺東駅から会場へ向かう前、立ち寄ろうとした堺市役所・
高層館
の21階・展望ロビーは、新型コロナウイルスワクチン
集団接種会場として使用されたらしく、閉鎖されていました。
画像は終演後、駅に戻る途上で撮影したモニュメント「和の
構造・2
」。堺市役所のやや北西に建っています。“銀座の
”の説明版がすぐ近くに在るので、銀のリングを象った
オブジェかと勘違いしそうになりました。ちなみに、堺市は
銀座」発祥の地との説があり、が堺市民の木であります。
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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽建築美術樹木

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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