fc2ブログ

葛の葉再会

2021_11_09_国立文楽劇場 11月9日(火)11時から、「錦秋文楽公演」第1部を鑑賞。
 予定より早めに到着したので、幕開き三番叟も観ることが
 出来、得した気分になりました。「蘆屋道満大内鑑」から
 保名物狂の段/葛の葉子別れの段/蘭菊の乱れ――が
 上演されました。葛の葉子別れの段は3年前にも鑑賞して
 いますが、それ以上に見聞きしているように錯覚します。
 保名物狂の奥は竹本織太夫と鶴澤藤蔵、葛の葉子別れ
 の奥は竹本錣太夫と竹澤宗助。蘭菊の乱れでは、豊竹
 呂勢太夫と鶴澤清治を注視。女房葛の葉を遣ったのは、
 吉田和生(3年前と同じ)でしたが、妙に客席の反応が
 薄いように感じ、もやもやしました。そう言えば、3年前は
 錣太夫が津駒太夫の名で子別れの奥を語っていたのか。
ぼくが人形浄瑠璃文楽に触れてから、そう月日も経っていないように思うのですが、
桐竹紋臣が人形遣いらしくなってきたなぁ、豊竹咲寿太夫や鶴澤友之助が大人の
男顔に変わってきたなぁ……と、余計な感慨に。「蘆屋道満大内鑑」でお気に入りの
奴与勘平は吉田玉志が遣っていました。信太森二人奴の段も観たかったですねえ。
関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

コメントの投稿

Secret

カレンダー
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
Access Counter
総閲覧者数:
Online Counter
現在の閲覧者数:
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリー
プロフィール

ぽか

Author:ぽか
⇒ 旧プロフィール

歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
Amazon
QRコード
QR
RSSリンクの表示
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メルマガ登録はこちらから
購読希望者はメール・アドレスを書き入れて「送信」してね!
SOUKEN