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出勤前文楽

2021_11_16_国立文楽劇場 降って湧いたような深夜勤務で、体調管理が
 大変です。日付すら曖昧になってしまいそう。
 調べ物をしたり、生活雑貨を調達するうちに、
 シエスタを取る時間も失せて、日本橋へ向かい
 ました。黒門市場を偵察した後、「えびす亭」が
 「たこ焼きえびす」内で営業していることを
 知ります。丼物の価格設定がじわじわと上昇。
 “文楽セット”もあまりお得感が無く……勘定を
 間違えられたかと案じるほど。18時から「国立
文楽劇場
」にて、「錦秋文楽公演」第3部。「団子売」の人形遣いは、吉田玉勢の杵造
と吉田簑紫郎のお臼のコンビ。玉勢さんの立ち居振る舞いが素敵でした。床には、豊竹
薫太夫の顔も見えます。10分休憩の後、「ひらかな盛衰記」辻法印の段/神崎揚屋
の段――この2つの段は、(今は無くなった)「公演記録鑑賞会」や「文楽プレミアム
シアター
」を通じて、同一公演(昭和63年11月9日)を奥座敷の段も含め、何度も観て
いますし、揚屋は「文楽素浄瑠璃の会」でも聴いているのよねえ。“無間の鐘”の件は
何が当時、大当たりしたのか、どうにも理解し難いところはあるのですけれども。ぼくは
辻法印の段での百姓らとの遣り取りが大好きです。腰元お筆が豊松清十郎、辻法印が
吉田玉佳。梶原源太景季が吉田玉助、傾城梅ヶ枝が桐竹勘十郎。しかし、ここはやはり
竹本千歳太夫の目を覆わんばかりの熱演ぶりでしょう。嵌まった時の千歳太夫は他の
追随を許さない暴れっぷりです。良い気分になっても、事業所に出向き、翌朝まで勤務。
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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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