ぶらぶら~素浄瑠璃

から北浜まで南下。「難波橋」(左上画像)を
渡りますと、大阪市役所・南西角の「みおつくし
プロムナード」に集合。Tさんに青木野枝関連
資料を手渡し。スタッフは30分前に集合ですが、
10時から「北区ぶらぶら 2021 小さな旅に
出かけよう!」の第3回(番外編)、「中之島の
魅力ある建築物と歴史を知る ―先人たちの
知恵と工夫に思いを巡らす―」を開催します。
先週に行った下見のコースどおり。代表がメインのガイドを行うので、注意力が散漫に
なっていたかもしれません(個人的に反省)。橋について語る流れにはならなかった
ですねえ。正午前、京阪・中之島線の大江橋駅で解散すると、一目散に北浜駅へ。
☆
Osaka Metro・堺筋線に乗り、日本橋を目指します。「国立文楽劇場」小ホールにて
13時から、「若手素浄瑠璃の会」の開演です。まずは「一谷嫩(ふたば)軍記」熊谷
陣屋の段。2年前の素浄瑠璃では豊竹呂太夫でしたが、今回は若手として、竹本
小住太夫。三味線は鶴澤清𠀋(「丈」に点が付きますが、文字化けする可能性有り)。
もう1演目が「源平布引滝」九郎助住家の段でして、昨年の錦秋文楽公演で観て
います。斬り落とされた片腕を接がれて息を吹き返す小まんや、首を落とされる瀬尾
十郎や矢橋(やばせの)仁惣太(にそうだ)など、ヴィジュアル的にも面白かったはずが、
素浄瑠璃の場合、印象が大分異なってくる、というか、登場人物の“情”に主眼が
寄ってこざるを得ないのでした。しかし、そうなると、噴飯物に近い設定(人間関係に
よる因縁)の人工さ加減が気に障ってくるという……斎藤実盛の腹はともかく、この段
だけだと、瀬尾のモドリがあまり活きてこなくて残念。豊竹芳穂太夫に鶴澤友之助。
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