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桂竹丸師に挑む

12月9日(木)18時30分から、「天満天神繁昌亭」にて、
桂文鹿の桂竹丸師に挑む」を聴きましたよ。先月下旬の
桂文鹿『福笑師に挑む』」に引き続き、“挑む”と題しての
二人会となります。開口一番を務めた桂白鹿は、妙に上手い。
ぞろぞろ」は面白くない噺でもなく、舞台となる「赤手拭稲荷
神社
」には、一度、きちんと拝観したく思っているくらいです。
桂文鹿の「艶笑国定忠治」はお得意の“河内にわか”。2代目
・露の五郎兵衛(1932~2009)も、一寸(ちょっと)露久の別名を
用いて、大阪仁輪加を伝承していたと教えられました。桂竹丸
鳥濱トメ物語 蛍の母」は、知覧基地(鹿児島県南九州市)の
特攻の母”を語り、ぼくとしては、目を白黒させられる結果になり。
江戸落語家と信じ切っていた桂竹丸が、流暢な鹿児島弁を駆使する
ものですから……ご存じの方には、本当に“お楽しみ”の演目でしょう。
中入りの後、にいじゅん、ゴトウゆうぞうの沖縄音楽が奏せれましたが、
客席との距離感が微妙。お酒の入っている場なら、もっと盛り上がりそう
ですけれどね。桂竹丸の「バンコク寿限無」は愉快です。バンコクの
正式名称である「クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーン
ラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・
ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェート
マハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカ
タッティヤウィサヌカムプラシット
」を使った寿限無ネタ。文鹿さんの
百人坊主」で締め、変化に富んだ落語会に、満腹感を覚えました。
繁昌亭を出ますと、天神橋筋商店街の「なんもり壱番」(大阪市北区
天神橋3丁目1−17)のカウンターで呑みましたか。昔は地ビールなどを
売りにする「」という居酒屋でしたが、居抜きで営業を行っている風でした。
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テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語呑む

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たまに「考える人」、歴史探偵。
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