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プレミアム酒屋

文楽プレミアムシアター」第3回(再配信)を鑑賞しています。
期間は15日(水)11時から21日(火)23時59分まで、ほぼ1週間
あるとはいえ、完全オフの合間がなかなか取れない状況ですから。
e+(Streaming+)」の視聴チケットだけ購入して、観れず仕舞い
といった事態も想定されるので、無理にでも時間を拵えて、鑑賞
しなければなりません。今回の演目は「艶容女舞衣」酒屋の段、
昭和62年1月14日の公演記録でした。中は、豊竹英太夫(現・
呂太夫)に鶴澤燕二郎(現・燕三)。若き日の勇姿に心躍らされ
ます。切が竹本越路太夫鶴澤清治……越路太夫は生で聴く
ことが出来なかった人なので、神妙に聴き入るのです。人形
遣いが贅沢極まりなくて、吉田玉五郎(二代)や吉田作十郎に
じっくりと目を凝らし、宗岸の吉田玉男初代)はもちろんのこと、
茜屋半七の吉田文吾(五代)の佇まいは何だろう、一挙に吞み
込まれ。美濃屋三勝は吉田和生。お園の吉田簑助(三代)も
艶っぽくて、役割はともあれ、ぼくならばお園の下に帰りますよぉ。
玉男の宗岸も格好良過ぎるし。構成的に、半七の手紙で20分
ほどを費やし、酒屋の段の4分の1程度を占めるのですけれど、
手紙を読む役を交代させ、上手く間を持たせていることに感心。
詞章で「小きん」がよくわからなかったのですが、酒を入れる小型の
桶でした……独り寝の意の「孤衾」を響かせているの?と深読み。
P.S. 後日(11月21日)、再視聴できました。約80分でも、2回が限度。
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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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