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Misunderstanding

1月4日(火)11時から、「国立文楽劇場」にて「初春文楽公演
第1部を鑑賞しました。お餅やお節料理も食べていない ぼくには、
ようやく、新年らしい行事への参加と相成ります。今年は「文楽座
命名150年に当たる年でもあるとのこと。第1部の演目は、「寿式
三番叟
」と、「菅原伝授手習鑑」寺入りの段/寺子屋の段でした。
「寿式三番叟」は能舞台のように、中央に松が描かれています。
千歳は吉田勘市、翁は吉田和生。三番叟は吉田玉勢と吉田
簑紫郎。どうしても、玉勢にばかり、目が行ってしまいますけれど。
豊竹呂勢太夫は、現在、絶好調なようです。右側座席の3列1番と
床に最接近した席だったもので、太夫や三味線が間近に迫り、
変にどぎまぎしていました。寺子屋の段を舞台で観るのは3回目。
ストーリーは頭に入っています。人形役割は、武部源蔵を吉田和生、
女房戸浪を吉田一輔、松王丸を吉田玉男、女房千代を吉田勘彌が
遣っていました。寺子屋の段の前は竹本錣太夫鶴澤藤蔵、切を
豊竹咲太夫鶴澤燕三。甚だ難しいことはわかるのですが、やはり、
松王丸の泣き笑いは苦しいなぁ。最初に聴いた時も、咲太夫(と燕三)。
違和感はあったのですが、今回はよりモダンに感じた分、軽く響いた観。
泣きより、笑いに比重を置いたのか。2回目は竹本小住太夫(と燕三)
だったようですが、記憶に残っていません。極めて非合理な設定は十分
わかるだけに、松王丸の苦衷をどうやって表現したものやら、切ないです。
『菅原伝授手習鑑』3兄弟でランキングするなら、松王丸、桜丸、梅王丸。
誰にも理解されず、自分独りで抱え込まざるを得ず、他人に振り回されるうち、
何が一番つらいか?と問えば、周りに誤解され続けることではないのかな。
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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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