Study:大阪関西国際芸術祭
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Study:大阪関西国際芸術祭 |
です。会場によって微妙に異なるのですが、
基本的な会期は、1月28日~2月13日(日)。
「アートローグ」が仕掛けるアート×ヒト×社会の
関係をSTUDYする芸術祭――2025年の「日本
国際博覧会(大阪・関西万博)」を契機とする
世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西
国際芸術祭(仮)」の開催を目指すに当たって、
その実現可能性をスタディするための芸術祭
――らしいですが、書いていて、頭が痛くなって
きました。大阪市民に伝わるかしら? チラシに
様々なコピーが踊り(ぼくは8種類と予測して
いたのですが、全14種類が正解でした)、知的
好奇心を刺激してくれますが、何しろ、いろいろ
わかりにくい。これがアートを取り巻く現実か?
と、逆に、コンセプトが腑に落ちるようでもあり。
個人的には、面白ければ“何でもあり”です。
☆
上画像は、淀川テクニックの「真庭のシシ」。
淀川テクニック(本名:柴田英昭)は、岡山県真庭市の出身で、大阪・淀川の河川敷を
拠点に活動を始めており、上記の作品は真庭市の依頼を受けて、同市に多く生息する
猪がモチーフです。同市が“SDGs未来都市”に選定されていることも手伝い、SDGs
(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)をイメージした配色。
下画像が、奥中章人の「INTER-WORLD/SPHERE: Cocooner」。彫刻作品と
言うか、虹色に輝く楕円球型の風船です。「真庭のシシ」が約5mでしたから、もう少し、
大きいはずですが、風に揺れていたせいか、圧迫感は薄く。JR大阪駅と「グランフロント
大阪」南館を結ぶ連絡デッキ上を行き交う人らが、馴染んでいるためか、多忙なためか、
スルー気味なのも、不思議な光景でした。“アート”という冠を付けておきさえすれば、
何をしても放っておいてくれるのかもしれないぞ、と不遜な思いが胸中に渦巻きます。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術
tag : 美術