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The GREATS

9月16日(金)、「神戸市立博物館」に赴きました。
同館は平成30年(2018)2月から令和2年(2020)
11月1日までリニューアル工事、その後も令和3年
(2021)8月30日から今年2月4日まで設備改修
工事のために臨時休館となり、随分と足が遠のいて、
4~5年ぶりの入館となります(コロナ禍もあるかな)。
       ☆
The GREATS 美の巨匠たち」(どこかで聞いた
タイトル……)と銘打ちまして、1859年に英国の古都・
エディンバラに開館した「スコットランド国立美術館」から
多くの日本初出品を含む 約90点の作品が展示されて
いました。日時指定の必要があり、そんなに混雑する?
と高を括っていたのですが、予想を嘲笑うような盛況ぶり
(個人的には、そこまでヒットしなかったのですけれども)。
ポスター等でフィーチュアされたジョシュア・レノルズ
ウォルドグレイヴ家の貴婦人たち」は清新でしたし、
ディエゴ・ベラスケスの「卵を料理する老婆」も遺憾なく
巨匠ぶりを体現しており、各個、悪くないのですけれども、
「スコットランド美術館」展全体の決め手がよくわからず。
一番最初に目に飛び込むフレデリック・エドウィン・チャーチ
「アメリカ側から見たナイアガラの滝」が直球、紛う方なき
エル・グレコの「祝福するキリスト」、ジョン・エヴァレット・
ミレイ
の「古来比類なき甘美な瞳」は日本人受けするのか、
人気でしたねえ。ぼくの足も止まりました。建築趣味から、
フランチェスコ・グアルディの「ヴェネツィア、サンタ・マリア
・デッラ・サルーテ聖堂」と「ヴェネツィア、サン・ジョルジョ・
マッジョーレ聖堂」が気に入りました。ウィリアム・ブレイクや
ジャン=バティスト・カミーユ・コローも当然、嫌いではなく。
3Fの第1会場から2Fの第2・3会場へ階段を下りますと、
コレクション展示室はスルー。ポスト・カードや図録にも、
食指は動かず。浮ついた雰囲気に、集中できなかったかも。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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