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手紙を読む女

2022_09_23_花崗岩仏立像 9月23日(金)、チケットだけは入手していた「フェルメール
 と17世紀オランダ絵画展
」に足を運びました。会場は
 天王寺公園内の「大阪市立美術館」。いつもの感覚で
 出掛けたのですが、その日は「秋分の日」=祝日――
 土・日・祝日が予約優先制となることを失念していまして、
 美術館前まで来たところで、びっしりと並んだ行列に愕然と
 させられました。30分以上は待ちましたか。やれやれ。
 晴天でなくて、助かりました。館内でも、倦んざりする人の
 群れ。「ドレスデン国立古典絵画館」の17世紀オランダ
 絵画といいましても、小品が多く、展示位置から離れての
 単眼鏡頼りです。大規模な修復プロジェクトによって、従来
 上塗りで壁の下に隠されてきたキューピッドの画中画が
 復元され、本来の姿となった「窓辺で手紙を読む女」が
 (所蔵館以外では)世界初公開というセールス・ポイント。
 良く言えば、一点豪華主義?! フェルメールに罪は無いの
ですけれども、絵画を鑑賞する雰囲気は台無しでした。グッズの販売売り場の行列にも
辟易させられ、市立美術館のショップに逃げ出し、過去の特別展の図録などを買い漁り
ました。ぼくの心の慰めは、平生と変わらぬ「花崗岩仏立像(左上画像)の姿。なお、
大阪市立美術館」は9月26日(月)から2025年春(予定)までの間、大規模改修
工事につき、休館。人ごみから目を背け、天井のシャンデリアの撮影に勤しみますよ。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術仏像近代建築

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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