大阪の肖像(2)

「みんなのまち 大阪の肖像(2)」を鑑賞するついでに、
展覧会「岡本太郎」も観る予定にしていました。しかし、
タローを舐めていましたねえ。物凄い盛況、行列も出来、
当日券も手配不可。「事前購入(日時指定券)推奨」と
書かれてはいましたが、「必須」の状況で、涙を呑み
ました。NHKの「タローマン」効果になるのでしょうか。
来場している人らが皆、にこにこしているのが印象的で、
「美の巨匠たち」やフェルメール展と異なり、これで
いいのだと思えるのは、タローの人柄かと思われます。
お陰で、「大阪の肖像(2)」はゆっくり鑑賞できましたし。
赤松麟作『大阪三十六景』はその半数18点(撮影可)
が展示されていました。ニューライフからの情景として、リアル・スケールで再現された
「温居さんちの中身」=昭和50年代の工業化住宅の懐かしの家電製品等も、熟年
世代を直撃しそうなコンテンツ。美術だけでなく、デザインも押さえていますよ、という
アピールを強く感じます。トリはやっぱり、森村泰昌「なにものかへのレクイエム」。
展示会場を出た相方は、タロー・グッズを買い漁りに駆け出していましたけれども。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
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