乱より始めよ
本年度「鍋プログラム(2)」と称した、すっぽん食堂での呑み会。
実は「第1回 二人の読書会」の会合でもありました。
“二人”とは作者(書き手)と読者(読み手)が単に対等であるのみならず、
常に交換可能な等価の存在として、テクストに当たりたいとの初心表明。
今回、選んだテクスト、課題作品は江戸川乱歩「人間椅子」。
☆
普段、読書から縁遠い人、遠ざかっている人でも読めるような本。
敷居は低いようだけれど、読み込むほどにコクが出てくる読み物。
乱歩の初期短編は、どれもチャーミングだなぁ、と思います。
現在流通している多くの中から、活字が大きく、ルビも読みやすい
角川ホラー文庫版を選びました。(「ホラー」と言うより、「幻想譚」ですけどね)
☆
短編群からの精選度合いで行けば新潮文庫版、
乱歩らしさを堪能したいならば創元推理文庫版など、と悩ましいのですが、
この読書会では敢えて目を瞑ります。
小説読みに素人も玄人もなく、フラットに付き合える本というのが前提ですもの。
(ただ、角川版は、巻末の大槻ケンヂの解説で誤植があったのが何とも……)
参考文献:江戸川乱歩『人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)』(角川ホラー文庫)
実は「第1回 二人の読書会」の会合でもありました。
“二人”とは作者(書き手)と読者(読み手)が単に対等であるのみならず、
常に交換可能な等価の存在として、テクストに当たりたいとの初心表明。
今回、選んだテクスト、課題作品は江戸川乱歩「人間椅子」。
☆
普段、読書から縁遠い人、遠ざかっている人でも読めるような本。
敷居は低いようだけれど、読み込むほどにコクが出てくる読み物。
乱歩の初期短編は、どれもチャーミングだなぁ、と思います。
現在流通している多くの中から、活字が大きく、ルビも読みやすい
角川ホラー文庫版を選びました。(「ホラー」と言うより、「幻想譚」ですけどね)
☆
短編群からの精選度合いで行けば新潮文庫版、
乱歩らしさを堪能したいならば創元推理文庫版など、と悩ましいのですが、
この読書会では敢えて目を瞑ります。
小説読みに素人も玄人もなく、フラットに付き合える本というのが前提ですもの。
(ただ、角川版は、巻末の大槻ケンヂの解説で誤植があったのが何とも……)
参考文献:江戸川乱歩『人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)』(角川ホラー文庫)
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