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玉造稲荷神社

2023_03_17_玉造稲荷神社 江戸時代に流行した伊勢参りの(大坂以西の)出発地
 となったのが玉造。昨今の交通事情から、暗越(くらがり
 ごえ)
奈良街道ばかりが喧伝されるのですが、そうでも
 ないのですがねえ。生駒山地をどう越えるかはともかく、
 玉造が出発点で、「高麗橋」に里程元標が建てられ
 (明治9年)、暗越奈良街道の起点まで高麗橋に変更
 されたのはアナクロニズム。「二軒茶屋」が引き合いに
 出されるのですが、玉造、(または)中道村に在ったと
 されているところも要注意。「二軒茶屋跡」の石碑も
 建っていて紛らわしいのですが、あくまで、大坂から
 (複数ある)伊勢街道――奈良街道への起点です。
 生駒山地を越えるに際しては、暗峠と限らず、鳴川峠、
 十三峠も在る訳ですから。高低差を露骨に感じながら、
 「玉造稲荷神社」(大阪市中央区玉造2−3−8)への
 階段を上りました。目的は「伊勢参宮本街道行程図
(500円)でしたけれど、御朱印も頂いています。豊臣秀頼が奉納した鳥居、「胞衣塚
大明神
」、聖徳太子、小野小町、千利休にまつわる各種史跡、「難波・玉造資料館
等、ネタが満載で、到底紹介し切れません。小出しに使っていくことになるでしょう。
       ☆
この日(3月17日)は、暗越奈良街道(=十三街道)を
少しだけ歩いてみました。「玉津橋」を渡り、「中本墓地」を
眺めて、長堀通に出ると、東成区役所を通過。今里筋を
南下し、朧げな記憶を頼りに、今里新地を徘徊。雨が
降り出す中、相方の御用達という韓国料理「新豊年
(大阪市生野区新今里3−9−15)に飛び込んで、ホルモン
炒めやカムジャタンを摘まみ、マッコリを2本空けてみました。
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テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡地図呑む

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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