夜を歩く
いつだって、ぼくだけの宝物を嗅ぎ付ける。
誰よりも先に、遮二無二、駆け付けるのだ。
皆に教えようと、喜び勇んで、駆け出して、
後ろを見ると、常に誰の姿も見当たらず。
一人ぽっちの夕空。息を潜めて、頭を巡らす。
君は付いてきてくれるのかしら。いつまで。
どこまでも、付いてきてくれるのだろうか。
もう少し、あと少し、宥めすかすようにして
歩いてきたけれど、表情は空のように暗い。
振り向けば独りと知らされるから、前を見る。
暗黒の星を抱え込んで、そっと目を瞑る。
誰よりも先に、遮二無二、駆け付けるのだ。
皆に教えようと、喜び勇んで、駆け出して、
後ろを見ると、常に誰の姿も見当たらず。
一人ぽっちの夕空。息を潜めて、頭を巡らす。
君は付いてきてくれるのかしら。いつまで。
どこまでも、付いてきてくれるのだろうか。
もう少し、あと少し、宥めすかすようにして
歩いてきたけれど、表情は空のように暗い。
振り向けば独りと知らされるから、前を見る。
暗黒の星を抱え込んで、そっと目を瞑る。
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