星・花・愛
「天に星、地に花、人に愛」――西郷隆盛?
あっちは「敬天愛人」で、南洲翁(1828~1877)の
座右の銘。誰だっけ?と、調べていたらば、ぼくも
読んでいたはず、武者小路実篤(1885~1976)の
「天に星/地に花/人に愛」を飛び越し、高山樗牛
(1871~1902)がオリジナルではないか?という
一説が「東京ゲーテ記念館」のQ&A に記されて
いました。「『今戸心中』と情死」(1896)が初出か。
引用好きは途中で切りますが、一段落全体を書き
出さないと、趣旨がずれます。情死礼賛ですからね。
☆
天にありては星、地にありては花、人にありては愛。是れ世に美はしきものゝ最ならずや。あらゆる死は美はしきなり。されども、吾は愛に忍び、恋に憧れて自ら天命を裁する、所謂情死なるものゝ甚だ美はしきものなるを想ふ。
あっちは「敬天愛人」で、南洲翁(1828~1877)の
座右の銘。誰だっけ?と、調べていたらば、ぼくも
読んでいたはず、武者小路実篤(1885~1976)の
「天に星/地に花/人に愛」を飛び越し、高山樗牛
(1871~1902)がオリジナルではないか?という
一説が「東京ゲーテ記念館」のQ&A に記されて
いました。「『今戸心中』と情死」(1896)が初出か。
引用好きは途中で切りますが、一段落全体を書き
出さないと、趣旨がずれます。情死礼賛ですからね。
☆
天にありては星、地にありては花、人にありては愛。是れ世に美はしきものゝ最ならずや。あらゆる死は美はしきなり。されども、吾は愛に忍び、恋に憧れて自ら天命を裁する、所謂情死なるものゝ甚だ美はしきものなるを想ふ。
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