だいがく

17時25分。相方と合流して目指した場所は、Osaka
Metro・四つ橋線の玉出。4年ぶりの奉納花火でごった
返すであろうことは必至の天満を避けて、「生根神社」
(大阪市西成区玉出2-1-10)の「だいがく祭」本宮を
見物に出掛けたのでした。大阪府有形文化財民俗資料
第1号「だいがく」が公開されているのを、しばし見学。
元は雨乞い祈願に使用され、神灯や鈴、提灯を吊るした
棹に台や太鼓、担ぎ棒を取り付けた物でして、江戸時代
末に勝間村(玉出)に14基あった「だいがく」も、明治時代
初期には6基と漸減。第2次世界大戦前に3基が担がれて
いたそうですが、戦災により2基が焼失。当時の保管役・
岡本宗次が岡山に疎開させていた最後の1基が現存して
いる次第。昭和27年(1952)、「生根神社」夏祭りで再び
担がれて以降、毎年7月24~25日に公開されています。
☆
高さ約20mの文化財は据え置きで、

近所の「玉出西公園」で、小ぶりの2号
「だいがく」(男性用)、3号「だいがく」
(女性用)が担がれている模様。境内
には、中学生用の4号「だいがく」も
見えました。境内を一巡して御朱印を
頂いた後、「鳥貴族」玉出店で夕食。
「生根神社」を再訪し、明かりの入った
「だいがく」を眺め、帰途に就くのでした。
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