夏は浪花鑑
7月28日(金)18時30分から、「夏休み文楽特別公演」
第3部を鑑賞しています。開場前に立ち寄った たこ焼き
「えびす」で、顔を見覚えられたらしいスタッフから声を
掛けられるも、食欲は低調。いよいよ、夏バテかな……
と危ぶまれたところに、「夏祭浪花鑑」。真夏のだんじり
囃子の中、展開される血みどろの殺戮劇で暑気払い。
濃厚なサンタ・サングレ感に、陶然とさせられました。
倅市松を豊松清之助、一寸徳兵衛を吉田玉助が遣って
いましたが、やはり、住吉鳥居前の段、釣船三婦の段
と来て、長町裏の段で全開となる団七九郎兵衛と三河屋
義平次の粘っこい絡みが最高。吉田玉男の殺人鬼役は
常に極まっているし、吉田和生の殺られっぷりも良いの。
語るは団七が竹本織太夫、義平次の豊竹藤太夫も
申し分無く、三味線が鶴澤燕三ですから、悶絶させられ、
昇天させられるうちに幕。義理や人情なんて、××喰らえ。
「悪い人でも舅は親 」が言い訳にしか聞こえませんよ。

第3部を鑑賞しています。開場前に立ち寄った たこ焼き
「えびす」で、顔を見覚えられたらしいスタッフから声を
掛けられるも、食欲は低調。いよいよ、夏バテかな……
と危ぶまれたところに、「夏祭浪花鑑」。真夏のだんじり
囃子の中、展開される血みどろの殺戮劇で暑気払い。
濃厚なサンタ・サングレ感に、陶然とさせられました。
倅市松を豊松清之助、一寸徳兵衛を吉田玉助が遣って
いましたが、やはり、住吉鳥居前の段、釣船三婦の段
と来て、長町裏の段で全開となる団七九郎兵衛と三河屋
義平次の粘っこい絡みが最高。吉田玉男の殺人鬼役は
常に極まっているし、吉田和生の殺られっぷりも良いの。
語るは団七が竹本織太夫、義平次の豊竹藤太夫も
申し分無く、三味線が鶴澤燕三ですから、悶絶させられ、
昇天させられるうちに幕。義理や人情なんて、××喰らえ。
「悪い人でも舅は親 」が言い訳にしか聞こえませんよ。
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tag : 文楽