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九之助橋

2023_09_12_九之助橋_1
2023_09_12_九之助橋_2
昭和2年完成(橋長34.28m、幅員11.50m)
 大阪市の東横堀川に架かっており、
 「末吉橋」と「東堀橋」の間に在るのが
 「九之助橋」。西詰の南側には顕彰
 碑が設けられ、北側に「九之助橋ビル」
 が建つなど、由緒ありげ。北詰の南
 側に建っている「倉橋写真館」も存在
 感がありますが、顕彰碑のテキストを
 書き起こしてみましょう(適宜改行)。
        ☆
 九之助橋の架かる東横堀川は
 大坂城外堀として豊臣秀吉により
 天正13年(1585)に 開削された
 ものといわれている 江戸時代
 初期の慶安~万治年間(1648~
 1660)の絵図には 既に九ノ介橋
 として記載されていることから
 最初の橋は東横堀川の開削後
 しばらくのちに架橋されたものと
 考えられる 橋名は 何らかの
関係者の人名に つながりそうに思えるが その由来は不明である
本橋の西詰北側には 住友家銅吹所(銅の精錬所)があり 鋳物屋 鍛冶屋
などの工業の町であった 
対岸の東詰は 幕府御用瓦師 寺島家の請地で多くの瓦ふき職人や瓦仲仕が
住んでいた 
木橋であった九之助橋は 第1次都市計画事業により 大正15年(1926)
上路アーチ形式の永久橋に架け換え 今回の改修
(平成4年2月)では
アーチ形式や御影石積みの 親柱など旧来の景観を保全するよう配慮し
また照明灯は大正15年当時のものをモチーフとしてデザインした
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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