書状集箱
日本で郵便制度が始まったのは、明治4年(1871)。
創業時の郵便ポストが「書状集箱」、「集信箱」――
と呼ばれていたことは、「駅逓司大阪郵便役所跡」の
記事でも紹介していますが、今なお現役の「書状集箱」
(右画像)を奈良県高市郡明日香村で発見したのです。
「犬養万葉記念館」(明日香村岡1150)前に設置されて
おり、高札には「当地、岡集落は、岡寺の門前町として
発展し、当時の面影を残した民家が残っています。
この建物も大正時代に建てられた南都銀行 旧 飛鳥
支店を犬養万葉記念館として、改築したものであり
ます。この書状箱は、このような建物や街なみに沿った
郵便ポストとして設置したものであり、他のポストと
同様に取り集めを行いますのでご利用ください 」と、
明日香郵便局長が認めています。かつての書状集箱と
“同じ型” と言いながらも、脚付の台に載った四角い箱が
(木製でなく)金属製ですし、現行ポストを踏襲したデザインであることには目を瞑り
ましょう。江戸時代の目安箱(訴状箱)よろしく、投入口は上に位置していたはず。

創業時の郵便ポストが「書状集箱」、「集信箱」――
と呼ばれていたことは、「駅逓司大阪郵便役所跡」の
記事でも紹介していますが、今なお現役の「書状集箱」
(右画像)を奈良県高市郡明日香村で発見したのです。
「犬養万葉記念館」(明日香村岡1150)前に設置されて
おり、高札には「当地、岡集落は、岡寺の門前町として
発展し、当時の面影を残した民家が残っています。
この建物も大正時代に建てられた南都銀行 旧 飛鳥
支店を犬養万葉記念館として、改築したものであり
ます。この書状箱は、このような建物や街なみに沿った
郵便ポストとして設置したものであり、他のポストと
同様に取り集めを行いますのでご利用ください 」と、
明日香郵便局長が認めています。かつての書状集箱と
“同じ型” と言いながらも、脚付の台に載った四角い箱が
(木製でなく)金属製ですし、現行ポストを踏襲したデザインであることには目を瞑り
ましょう。江戸時代の目安箱(訴状箱)よろしく、投入口は上に位置していたはず。
- 関連記事
-
- 西除川の橋(3) (2023/10/01)
- 中秋の名月 (2023/09/29)
- 書状集箱 (2023/09/28)
- 橿原神宮駅舎 (2023/09/27)
- 黄色いポスト (2023/09/26)
スポンサーサイト