お内裏様

日中、雑居ビル内を散策していると、雛祭りで、娘の「お内裏様」を務めるため、
本日はバーを臨時休業する――というパパ兼マスターの貼り紙を目にした。
失笑しながら、「お内裏様」=男雛だったっけ?という思わぬ疑問が出来。
折しも、曽根崎お初天神通り商店街では「うれしいひなまつり」の曲が流れている。

 お内裏様と おひな様
 二人ならんで すまし顔


「内裏」を『広辞苑』第五版で引くと、「内裏雛を丁寧にいう語」。
 内裏雛=雛人形の一種。天皇・皇后の姿をかたどって作った男女一対の人形。
 三月の雛の節句に飾る。大内雛(おおうちびな)。だいりさま。おだいさま。

作詞はサトウハチロー(山野三郎)……どこで、どう間違えてしまったものやら。
昭和11年(1936)1月、河村光陽の作曲でレコードが発売されている。
Wikipedia に当たってみると、「男雛と女雛を『お内裏様とお雛様』と呼ぶのは
この歌から広まった誤用
」と既に指摘済み。
幼時から無意識に刷り込まれていく知識は怖い。「作詞したサトウハチローは
こうした誤りを気にし、晩年までこの曲を嫌っていたという
」……むべなるかな。
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人形業界

Wikipedia 以外でも調べていたのだけれど……
雛人形業界のサイトが軒並み、誤りを指摘していて笑かす。
確かに、業界にとっては、頭が痛い問題だなぁ。
雛人形を世間にアピールしてくれた半面、間違った言葉遣いが……。
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通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



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「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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