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床下文楽

14時30分から、「国立文楽劇場」にて「初春文楽公演」
第2部、「伽羅先代萩」竹の間の段/御殿の段/政岡
忠義の段/床下の段を鑑賞しました。正直、この演目は
そこまでの愛着は無かったと思いきや、予測を大きく外れ、
自分でも訳がわかりませんよ。プログラムで高橋圭一が
記しているとおり、御殿の段(=飯炊き)なんて、ただ、
2人の子供が空腹を我慢するだけの話なのに、何故か、
思わず、動揺させられてしまったみたいで、不思議な感懐
……竹の間の段は豊竹芳穂太夫・野澤錦糸(素浄瑠璃を
来月聴きに行く予定)、飯(まま)炊きの段は竹本千歳太夫・
豊澤富助、政岡忠義の段は豊竹呂勢太夫鶴澤清治
と、役者を揃えた観。人形役割は、乳人政岡に吉田和生
八汐に吉田玉志。人形だからこそ、他人の子を幾度となく
刺しまくって殺す八汐の極悪ヒールぶりに慄然とさせられ。
現代では(伝統芸能という)型に包み隠していますが、本来、
悲痛と憤怒は晴らされなければならない――という庶民の
生理を代弁していたはずの装置でしょう。また、善悪を超え、
(第3部)の俊寛僧都(吉田玉男)や八汐(玉志)の佇まいは
ハードボイルドな暴力の風を孕み、心が打ち震えるのです。
最後に、「伽羅先代萩」でも昔から大好きだった床下の段
特撮チックな展開で、「曲者」と哄笑で幕となるのが素敵。
“誰だよ、お前?”みたいに登場してくる 松ヶ枝節之助
吉田玉勢、どこからどう見ても悪役の貝田勘解由は吉田
簑紫郎が遣っていました。くるくると回る大鼠も超キュート!
       ☆
Osaka Metro・堺筋線~谷町線に乗って、日本橋から
梅田へ戻ると、相方と落ち合いまして、新年会かしら?! 
茶屋町「風流 田舎そば」に入店して、鴨鍋を食しました。
「新梅田食道街」の珈琲通の店YC」に席を改め、デザート。
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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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