まりあ

以前から気になっていた、おでん「まりあ」へ。
開店前から急襲をかけ、支度するママと世間話。
初会の客と意識もさせず、冷酒がくいくいと進みます。
「白鹿」の樽酒を壺に入れて冷やしてあるもので、
滑らかにして、するすると食道から腹中を支配され。
いつの間にやら、ぼく自身の誕生日も聞き出され、
7月の頃には、再来する約束になっているのでした。
そうこうするうちに、おでんも仕上がってきました。
忘れてはいけない本題「おでんプログラム(5)」。
まりあママと、おでん談義も弾みます。
……さて、何から注文しましょぅか?
「じゃがいも、厚揚げ、ばくだん!」
油断していると、すぐに溶け崩れかけかねない じゃがいもの煮加減が絶妙!
一度、煮たじゃがいもを再投入しているように窺えました。
ばくだんはオリジナルの種。「黒門市場」で特注している練り物だそうです。
練り物と言えば、関西圏のおでんに欠かせない「大寅」の「梅焼」。
一緒に竹の子、平天、豆腐もオーダー。だしが中にまで染んだ豆腐なんですが
……こちらも黒門市場で仕入れた逸品、あの老舗「高橋食品」の豆腐でした。
熱々おでんの具材として使われるのに、すが立つ訳でなく、スムーズな舌触り。
玉子、大根もしっかり色付くほど、だしが染み込んでいるのに、下品な濃さは無く。
ニンジン、竹輪は丸ごと一本、豪快に供されます(画像は既に半分食した後)。
美味しく呑んで、喰って、ママとのお喋りにほだされて……ナニワの夜はこれから。
※おでん「まりあ」のオープンは2011年6月6日。



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