新阪急ビル―定点観測―

1962年1月23日に竣工。設計は「竹中工務店」。
新阪急ビルの“新”たる所以は、
「阪急ビル(阪急百貨店)」に対してのもの。
御堂筋を隔てて、新旧、向かい合っていた格好です。
大阪神ビルと一体化しての再開発を受けて、
2014年秋から取り壊され、現在も立て替え工事中。
左上の画像は、2015年6月13日の撮影。
御堂筋が直線ではなく、阪急ビルを前に湾曲
(微妙にS字カーブ)しているのが、見て取れます。
新阪急ビルが一時的に存在しないことにより、
JR大阪駅ホームの電車の発着も目視できる!
右下2点のうち左の画像は、2016年3月7日撮影分、右画像は4月4日撮影分。
基礎も出来上がり、徐々に積み上がっている様子が確認できます。
かつての新阪急ビルは、御堂筋のカーブに身を添わせるように、
外壁のアルミスパンドレルが優美な曲線を描く “カド丸”物件でした。
次代の新(?)阪急ビルは、一体、どのような姿を見せてくれるのでしょうか?
参考文献:『大阪名所図解』(140B)


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tag : 建築