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みちりや

「青空文庫」で、中里介山『大菩薩峠』をぼちぼち読んでいます。
全41巻の長大な小説だけれど、お銀様は報われんなぁ とか
弁信が出てくると説教臭くてイラッとするなぁ とか、ぶつぶつ言いながら、
でも、これは優れたキャラクター小説ではないか!と開眼。
現在、26「めいろの巻」まで読み進めているところです。
しかし、その前巻タイトル、25「みちりやの巻」がよくわからない。
みちりや……『広辞苑』を引いても、すんなり出てきません。
そのまま、ネット検索に切り替えてみました。
中里介山のキリスト教や社会主義への傾倒に始まり、
机龍之介のモデルが北一輝だとか、余計に混迷を深めそうですが、
(最も、要を尽くしているのが、「松岡正剛の千夜千冊 688夜」)
大悲心陀羅尼」経(=大悲咒)の一節、「彌帝唎夜(みちりや)」に行き当たります。
ただ、サンスクリット語なので、漢字を見ても意味はわからないのですね……。
ひとまず、宿題にしておきましょうか。


参考文献:中里介山『大菩薩峠 みちりやの巻』(青空文庫)
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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

tag : 小説

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たまに「考える人」、歴史探偵。
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