比喩の要諦

6月25日(土)、日中の契約仕事を終えると、中之島公会堂へ赴きました。
同人(=小説)の定例合評会の予定が入っています。
このところ、18時半スタートか、19時スタートかはっきりせず、
19時にきちんと始まることも少なく、何だかなあ……と。
誰もが仕事や家事などに追われているので、当然とはいえ、ね。
ともあれ、2人の書き手の計3作品を真面目に批評しました。
       ☆
別な勉強会でも、気に懸かっていたのですが、比喩に関するテクニック。
いや、技術的に最低限、クリアしておかなければならないことについて、
まだ皆が意識して、理解できているとは言えないのかなあ?と。
例えば、「XのようなY」(直喩)といったパターンにおいて、
Yのイメージをより効果的に読者に伝えるために、Xを比喩に導入するのでしょうが、
基本的にXは、読者に共有されることが期待できるイメージでなければなりません。
かといって、YとXの連関イメージが誰にでも想像できるような連想パターンに嵌まると、
それは極めて凡庸な比喩にしかならず、“素人臭い”と見做される訳ですね。
       ☆
(素人臭くても別に構わないんですが)行き過ぎた小説好きで、セミプロ級にもなると、
YとXの突飛なコンビネーションに懲り過ぎてしまう……それはそれで問題です。
YとXの結合によって、言葉でしか表現できない新たな観念を獲得するまでは“良し”。
問題は元々表現したかったのが、その“観念”だったのか? それともYだったのか?
あくまでYの表現にこだわるならば、Yという言葉の持つイメージの広がり・ベクトルと、
Xという言葉のそれとが、しっくり来るように按配した方がよいのではないでしょうか。
連歌でも同様ですが、付かず離れず、不即不離。
意識的に離れてないと思えても、無意識的に離れてないかどうかまで推敲すること。
逆言すると、多少破綻している比喩でも、無意識的につながっていればOKですよ、と。
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ぽか

Author:ぽか
通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



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「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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