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蘇我入鹿首塚

蘇我入鹿首塚 以前、7月8日に「飛鳥寺」を訪れたことを記した際、
 「蘇我入鹿首塚」についても触れたかと思いますが、
 あくまで伝承であって、 645年の「乙巳(いっし)の変」、
 いわゆる「大化の改新」で惨殺された蘇我入鹿
 首が飛んできただの、トンデモ説はいくつでもあります。
 飛鳥寺(安居院)の西門から100mほどの位置に在る
 五輪塔で、高さ149cmの花崗岩製となりますが、
 岡本精一『飛鳥寺と聖徳太子』を繙いてみますと――。
 「飛鳥寺の西にある五輪塔は、入鹿の首塚と普通
 いわれているが、『元亨釈書』には恵聡の供養塔と
 述べている。五八八年、令昭と共に戒師として
 来日した恵聡とは別人である、といわれている。
村の古老の話によると、明治時代の中ごろまで五輪塔が二つあった。それは
入鹿と恵聡の供養塔だといわれている
」……失われた塔の行方が気になります。

参考文献:岡本精一『飛鳥寺と聖徳太子』(飛鳥寺)
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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡

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画像の首塚の右奥に見えるのが「飛鳥寺」でつ。
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たまに「考える人」、歴史探偵。
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