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メイヤーと殿下

今夏の来日に合わせて、「ビルボードライブ」では
メイヤー・ホーソーンのインタビューを行っていました。
ぼくは、ここでも殿下からの影響に注視してしまう訳です。
       ☆
--先日、プリンスのトリビュート・ミックスを発表されていました。意図せず ロンドンのDJ中に出来たとのことですが、その経緯を詳しく教えてもらえますか?

メイヤー・ホーソーン : プリンスはたぶん僕が一番好きなアーティストだね。彼が亡くなってから 多くのミックス・テープがリリースされたから、もう要らないだろうって思ってた。でも、DJプレイではいつも彼の曲を流していたから、僕が好きなプリンスの曲をまとめてプレイした時のDJセットを公開したんだ。

--プリンスは多くの変化を遂げ自分の限界に挑戦したアーティストです。そして、あなたもまた ヒップホップのシーンからキャリアをスタートし、プロデューサー/シンガーへと転身を遂げてきました。アーティストとして変化をし続けることに 何らかの使命感や強迫観念はありますか?

メイヤー・ホーソーン : 僕は常に新しいものに挑戦しようと心掛けている。振り返るのではなく、前に進むことが大切なんだ。正直、最初から同じタイプの音楽を作り続けていたら、商業的にはもっと成功していたんじゃないかとも思う。でも、僕は移り気で衝動的で、何かにすぐ手を出す性格だから、落ち着くことなんて出来ないんだよね。
       ☆
しかし、メイヤーの殿下に捧げたミックス・テープの内容がコア過ぎて、にんまり。
ポップではなく、ファンク寄りの濃ゆい選曲で、ぼくと嗜好も被るような気がします。
順に挙げると、「Gett Off」「Rock Hard In A Funky Place」「D.M.S.R.」
「Kiss」「Let's Work」「I Wanna Be Your Lover」「Controversy」
「Dirty Mind」「Do It All Night」「Uptown」「Partyup」
「Why You Wanna Treat Me So Bad?」「Lady Cab Driver」「Erotic City」
「Raspberry Beret」「I Would Die 4 U」「In Love」
「Gotta Broken Heart Again」「Crazy You」……
いきなり、「Gett Off」というので ぐっと来ますし、「I Wanna Be Your Lover」
ライヴ・バージョンを経て「Controversy」につなぐのも最強。
ぼくの愛聴盤が『戦慄の貴公子』(1981)なもので、初期アルバム中の選曲は、
それだけで ぞくぞくしてしまうのです。『Dirty Mind』(1980)からは5曲も!
流れから そろそろ「Erotic City」が欲しいなあ というところで、放り込みますし。
最後がデビュー盤から「Crazy You」という 渋いセレクトなのも泣かせどころ。

関連記事:メイヤー・ホーソーン最新インタビュー
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テーマ : Soul, R&B, Funk
ジャンル : 音楽

tag : 黒い音

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
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