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殿下追悼

9月3日(土)、喜び勇んで「ビルボードライブ大阪」に入場しました。
19時半開演の「A tribute to Prince」2nd ステージを押さえていたのです。
ザ・レボリューションザ・タイムマッドハウスの元メンバー……
と麗々しく謳っていましたが、実態は fDeluxe (元 ザ・ファミリー)。
以前の記事にも書いたとおりなのですが、ジェリービーン・ジョンソンの不在に加え、
土壇場でスザンナ・メルヴォワン(=ウェンディの妹)の来日キャンセルまで重なり、
ザ・ファミリーの元メンバーとしても、セント・ポールエリック・リーズの2人のみ
……その分、大好きなエリック・リーズ過分のフィーチャーぶりに、感慨ひとしお。
(エリックの5歳年上の兄、アラン・リーズは殿下のツアー・マネージャーをする以前、
JBのツアー・マネージャーも務めていた経緯があります。ファンクのつなぐ奇しき縁!)
       ☆
 St. Paul Peterson - Vocals, Bass, Keyboards 
 Eric Leeds - Saxophone, Keyboards
 Oliver Leiber - Guitar
 Brian Ziemniak - Keyboards
 TBA - Drums
       ☆
来日メンバーの構成上、最初から想定され得たことですが、
演奏される楽曲の大半がザ・ファミリー唯一のアルバムから。
グループ名を冠した『The Family』(1985)の
全8曲中、ほとんどを聴かされたような気がします。
「River Run Dry」がつなぎ曲のような扱いで残念だったり、
アンコールはやはり「Nothing Compares 2 U」
「Mutiny」かと腑に落ちたり、いろいろ感じさせられる中、
癒やし系ファンク”として秀逸だったのだなあと再評価。
会場全体が狂喜乱舞したのは、何と言っても、殿下の曲
「America」でしたけれど。ぼくも声を張り上げての合唱です。
   America, America
   God shed his grace on thee
   America, America
   Keep the children free

歓びとともに、何かしら泣けてきて、胸を突き上げるものがあり、困りました。
       ☆
終演後、記憶を反芻するうちに、キーボードやドラムは単に若い子だなあ
程度の感想だったのですが、ギター弾きの面構え、名前に何かしら思い当たる節
……オリバー・ライバー……誰? 検索してみて、嗚呼、思い出しました。
ジェシー・ジョンソンがプロデュースした1980年代のファンク・バンド、
Ta Mara and the Seen でも同じくギタリストを務めていた彼でした。
近年は、セント・ポールと活動を共にしていることが多いようでして、
fデラックスのライヴ盤 『LIVE & TIGHT as a funk fiends' fix.』(2014)の
クレジットにも、ギターで Oliver Leiber の名前を確認できましたよ。

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ジャンル : 音楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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