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「慈尊院」の秘仏

今年の「公開講座フェスタ」で受講した1コマ、
高野山町石道をめぐる歴史と文化」において、
高野山町石道が“両界曼荼羅”になぞらえられることはお話ししました。
その際、「慈尊院」から壇上伽藍までの胎蔵界、180尊(=180基)のうち、
大日如来と目されているのが慈尊院の秘仏、「木造弥勒仏坐像
であることにも触れましたが、どのくらいの秘仏かというと、
基本的には、21年に1度の開扉とされているのでした。
が、実は昨年(2015)が「高野山開創1200年」であったことから、
4月2日~5月21日の50日間、特別開扉が実施されていたのですよ。
ぼくは昨年5月20日(水)、朝から単身、拝観に訪れています!
そんな訳で、高野山町石道の中でも重要な位置を占める秘仏を
ちゃんと自分の目で見たことを想起し、講義中、内心の喜びに浸っていたものです。
大河ドラマ「真田丸」の影響で、近頃の和歌山県・九度山町真田幸村ブームに
沸き立っているようですが、2015年は地味なものでした。慈尊院が無ければ、
柿の郷”であることくらいしか、アピールする要素は見当たらなかったような気が……。

参考記事:慈尊院弥勒仏ご開帳によせて「秘仏発見物語を振り返る」 【2015.3.14】
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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 講座仏像史跡

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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