生煎饅頭

「弄堂(ロンタン)」南森町店を利用してみました。
大阪では、玉造店が先行オープンしていた模様。
小籠包といえば、地元・天満の「上海食苑」の物が最高
と信じてやまない訳ですが……焼き小籠包は如何?
厨房を覗かせてもらうと、蒸して、焼くという2工程でした。
焼くことで、別な美味しさを引き立たせているようです。
小籠包の内部から、じゅわっとこぼれ出してくる
スープの旨味はそのままに、表面をかりっと焼くことで、
香ばしさ、さっくりとした食感も加わっています。
スナック菓子により近付いてくるというか……
そのため、テイク・アウトの比率が大きく、イート・インも出来ますが、たこ焼き屋さん
のような簡素さで、すぐに満席となってしまいます。壁に面したカウンター席に座ると、
青島ビール、紹興酒と共にお代わりしました。酸辣湯麺、水餃子なども美味しく、
ちょい呑みにも最適かと思われます。「天満天神繁昌亭」の帰りなどに良さげです。
小籠包も上からかぶり付き、まずはスープを吸うという食し方ではありますが、
生煎饅頭の場合は、(下面は焼かれていて皮が硬く)上面が丸くなっているので、
箸で摘まんで穴を開けて、スープを啜るといった格好になります。しかし、
噴き出すスープに、周星馳(チャウ・シンチー)の『食神』(1996年)を懐かしむことしきり。
- 関連記事
-
- 金の切れめ (2016/12/06)
- コンチェルト (2016/12/05)
- 生煎饅頭 (2016/12/04)
- 雷神きなこ (2016/12/03)
- 壺中之展 (2016/12/02)
スポンサーサイト