いっぺん

相方に声を掛けられ、劇団パロディフライの第26回本公演
『「いっぺん整理しましょう」と言った父』を観に出掛けました。
(ちょっと、ラノベっぽいタイトルの付け方ですね)
会場は昨年同様、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ。
全3回公演のうち、12月17日(土)18時半開演に間に合わせました。
座長で主演の妹尾和夫をもり立てるお芝居で、脚本は郷田美雄。
18年ぶりだという客演を招いての熱演で、役者さんはきっちりとお仕事。
劇中劇を取り入れてのシチュエーション・コメディのような感じで、
“場面”は映画やTVドラマの撮影セットにも使えるマンションの一室に固定。
妹尾さんはマンション管理人にして、元・映画監督という設定でした。
そこに、娘でアイドル兼女優、別居中の元妻にしてスクリプター(=安井牧子)や
その他、撮影クルー、マンション住民らが絡むハートウォーミングな物語ですが、
監督という夢を一度は諦め、再び復帰するというドラマが弱かったですかねぇ。
おそらく、多くの観客は妹尾さんの演じるキャラを理解し、期待した上で
足を運んでいるものと思われるため、ワンパターンでも瑕疵は無いのでしょうが
……前回公演では、対となる安井さんの全体的な比重が大きかったため、
それほど目立たなかったのかもしれませんが、この主役は何を独りでぐちぐち
悩んでいるんだろう?という疑念が、一度、胸の中に兆すと、ちょっとつらいかも。
あと、クリスマス・ストーリーらしく、ミステリー・ドラマの趣向を持ち込み、
せっかくの“人形探偵”というギミックもあるのだから、本格的パズラーにしろ!
などと無茶な高望みまではしましせんが、何かしら、謎解きの要素を
劇中劇の中に仕込んでみてもよかったのに、ともったいない感じもしました。
土台となる劇団がしっかり出来上がっているからこそ、言いたくなる贅沢です。
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テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 演劇

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殺人

ドラマの中の「殺人事件」であれ、
誰も死なないように、誰も傷つかないようにしよう
というのが、この劇団の“優しさ”かと思われ。
それは、決して悪いことではありません。
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通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



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「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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