池田市の天神橋
阪急・石橋駅から池田市民文化会館へ向かう途中、
箕面川を渡りました。箕面川に架かるのが天神橋。
天神橋といえば、ぼくの近所(大阪市北区)に在り、
“浪華三大橋”の一つでもある天神橋の方が
すぐに思い浮かぶのですが、当然、同名別橋です。
(右画像は、天神橋上から北方を眺めての箕面川)
しかし、池田市民文化会館の所在地も、池田市
天神1丁目7-1という住所であり、“天神さん”と
関係があるのだろうなあ……と調べてみました。
すると、『角川日本地名大辞典27 大阪府』の
「石橋」の項から、「石橋とは昭和40年~現在の
池田市の町名、1~4丁目がある。もとは東市場町・
野町・中之島町・玉坂町の各一部および石橋町の全域」
とされています。その東市場について、『新修池田市史第5巻』をひもときますと、
「東市場の氏神は天神社で現石橋商店街付近に社があって、付近を天神の森と
称した」と明記されていました。記述はさらに、「明治期の神社合祀により、現在は
住吉神社に移された。住吉神社は江戸時代に麻田藩の藩社で、正式には
亀の森住吉神社という。夏祭りは8月4日、秋祭りは10月20日」と続いています。
かつて存在した天神社は明治時代の頃、住吉神社に併合されてしまったけれども、
地名や橋の名に「天神」の文字だけが生き延び、現在なお残るということになります。

箕面川を渡りました。箕面川に架かるのが天神橋。
天神橋といえば、ぼくの近所(大阪市北区)に在り、
“浪華三大橋”の一つでもある天神橋の方が
すぐに思い浮かぶのですが、当然、同名別橋です。
(右画像は、天神橋上から北方を眺めての箕面川)
しかし、池田市民文化会館の所在地も、池田市
天神1丁目7-1という住所であり、“天神さん”と
関係があるのだろうなあ……と調べてみました。
すると、『角川日本地名大辞典27 大阪府』の
「石橋」の項から、「石橋とは昭和40年~現在の
池田市の町名、1~4丁目がある。もとは東市場町・
野町・中之島町・玉坂町の各一部および石橋町の全域」
とされています。その東市場について、『新修池田市史第5巻』をひもときますと、
「東市場の氏神は天神社で現石橋商店街付近に社があって、付近を天神の森と
称した」と明記されていました。記述はさらに、「明治期の神社合祀により、現在は
住吉神社に移された。住吉神社は江戸時代に麻田藩の藩社で、正式には
亀の森住吉神社という。夏祭りは8月4日、秋祭りは10月20日」と続いています。
かつて存在した天神社は明治時代の頃、住吉神社に併合されてしまったけれども、
地名や橋の名に「天神」の文字だけが生き延び、現在なお残るということになります。
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