堂島薬師堂

「節分お水汲み祭り」も、今年で第14回となります。
立春の前日、節分の日に大阪の堂島~北新地へ
足を運びました。お水汲みや竹筒護符には興味薄く、
「堂島アバンザ」の庭園内に建てられた 何とも
スペーシーな外観の薬師堂を専らに愛でるのです。
裏返された鏡地獄?! マジック・ミラーから成る球体
というフューチャーリスティックさ加減は、「一心寺」の
仁王門と大概、良い勝負をするかと思われます。
堂内には、薬師如来像(室町時代)が祀られていました。
お堂前の右手には不動明王像、左手の池面には
弁才天像も目に出来ます。

節分ですから、周辺の北新地などで行われている
「鬼追い」に何度なく遭遇。“鬼追い隊”は鬼と先導役、
福男、山伏、鬼の手引き、豆持ち、ドラ持ちといった
7~8人のメンバーから構成されているようでした。
この日はまた、「大阪市北区ぶらぶら」の参加者らとも
異常接近遭遇しましたが、考えてみたらば、ぼく自身も
「北区ぶらぶら~2014 WINTER~小さな旅に
でかけよう」の第2回「近松を歩く~今はなき蜆川と
道行きの足跡と堂島薬師堂『節分お水汲み祭り』
見学~」に参加しているのでありました(2年前)。
蜆川=曽根崎川は既に存在しない川になりましたが、
川に挟まれていた“堂島”という地名に、痕跡として残っている訳です。
現存しない川、橋などの名を冠した土地を歩くのは、小説を読むように愉快です。
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