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わんしょっと

2017_05_12_「わんしょっと」 故・中島らも小堀純のネーミングによると思われる
 「せんべろ」――「1,000円でべろべろに酔える
 酒場のことですが、最近は「せんべろ」を騙る店も
 増えてきて、頭が痛いです。千円で、べろんべろんに
 酔えるのが条件であって、数品のアテと生ビールか
 何か1ドリンクのセットで、千円札1枚からお釣りが来る
 というだけでは、単なるちょい呑みセットではないか!と
 ぼくみたいな呑んだくれは、怒ってしまう訳です。
 もっとも、らも本『せんべろ探偵が行く』の出版が
 2003年。当時と物価も異なりますから、正真正銘の
 せんべろ店が希少となっていることも仕方ないのですが、
 大阪市内、谷町四丁目駅(地下鉄・谷町線)が最寄りの
わんしょっと」は本物でした。“立ち飲み処”と書かれていますが、
現在ではテーブル席も出来ているし、カウンターにも椅子が用意されています。
1コイン・セットやおでんセットが500円から。セロリのきんぴらやチヂミも美味。
安かろう、不味かろうは通用しません。冷や奴も忘れずに注文しましたよ。
冷酒1号250円。普通の人ならば、お酒のセットで始め、後2合で十分なのでは? 
夕方の開店時から押しかけ、結構、呑み喰いしたはずが、2,000円前後の勘定。
学生やリーマンには重宝なお店です。近所にあれば、ぼくだって通い詰めますわ。

参考文献:中島らも+小堀純『せんべろ探偵が行く』(集英社文庫)

割を食った形なのが、19時過ぎから足を運んだ「サカホン酒場」。
船場センタービル3号館のB2Fに入っています。女子率が高かったのは何故? 
時間制限付きの呑み放題メニューなど、頑張っているとは思いましたが、
せんべろ脳になっている状態で、「わんしょっと」を基準に見てしまったため、
感動も薄く、非常に申し訳なかったです……その大昔の印刷所勤務時代、
上司連がぼくを呑みに誘ってくれる時は、まず角打ちでたらふく呑ませてから
との手順を踏んでいたっけ、と思い出し、読み終えた『せんべろ探偵が行く』
I 部長に進呈したのであったなあ、と懐かしく思い返していた金曜日の夜。
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テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む豆腐おでん建築

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
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好きな言葉は「ごちそうさま」。

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