宇野薬局

昭和初期(1933)竣工、国の登録有形文化財
(第27-0091号)となります。木造3階建て、
タイル張りの看板建築で、松屋町筋に面した
下層部分だけを見ると、普通の薬局ですが、
北側に回って見ると、3階の丸窓、パラペットの
上の緑色したスパニッシュ風の瓦などが、
おっ、お洒落やん!という感じです。ぼくは
1階軒先のU字を繰り返したような、不思議な
意匠に惹かれました。一見、何ということもない
昭和建築ですが、目を留めるとやはり面白く、ぼくが画像を撮っている姿を見て、
行き交う通行人の何人かは足を止め、しげしげと薬局に見入っていましたよ。
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tag : 近代建築