KAIHO YUSHO

2017_05_19_海北友松 5月19日(金)、「京都国立博物館」へ出発。
 生き急ぎます。観るべき物を観られる時に観る。
 修学旅行シーズンなのか、京都は年がら年中
 観光シーズンか、JR京都駅のバス乗り場から
 えらい行列が出来ていて、臨時運行のバスに。
 同博物館の開館120周年を記念しての特別展
 「海北(かいほう)友松(ゆうしょう)」です。海北友松
 (1533~1615)は武家出身、安土・桃山時代
 から江戸時代初期にかけて活躍した画家。
 狩野派に学んでいたようですが、後に海北
独自の画風の確立に至ります。特に“龍の名手”として賞賛されており、建仁寺
雲龍図」(大方丈障壁画)とは別に、他の雲龍図の屏風や掛け軸だけで設えた
コーナーもあって、壮観でした。近江浅井家の家臣、海北綱親の五男(or 三男)の
生まれ故、やはり、武門再興の思いはやみ難かったようで、「誤落芸家(あやまりて
げいかにおつ)
」との言葉も残っていますが、その気概と挫折感は嫌いになれません。
(相方は、荒くれる龍の鼻孔から突き出す鼻毛にばかり、目を奪われていた模様)
昭和33年(1958)、ネルソン・アトキンズ美術館(米国)に渡った友松最晩年の
最高傑作「月下渓流図屏風」(6曲1双)に広がる 穏やかな朧月夜の光景に、
ほっと心を洗われます。絵師として、己の在り方を受け容れたからこその境地か、と。

60年ぶりに里帰りした「月下渓流図屏風」のポスト・カードを手土産に購入。
2枚組みとはいえ、6曲1双の大作を掌大のサイズに収めるのは、ちょっと
無理がありましたかねえ。絵は、自分の目で見なければ始まりません。
同時期に「京都国立博物館」では、ミニ特集として「仏像入門」も開催。
近畿地方を中心に、興味深い仏像が集められており、得した気分でしたよ。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術 仏像

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武士⇒画家

安土・桃山時代ではなく、幕末時代になりますが、
読んでいた小説の主人公が画家で、
先祖が武家に連なっており、海北友松を観ながら
芸事の社会に占める位置について、ぼんやりと考えていました。
芸術というものは、政治や或いは実業に比して、
下位に見られてしまうものか、と改めて。
そういう問いを考えること自体、ぼくがずれているのでしょう。
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通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



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「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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