夏越の大祓
今年も6月30日を前に、大阪・梅田の「露天神社(=お初天神)」では
「茅の輪くぐり」のセッティングが、1週間ほど前から調っていました。
「夏越の祓(はらえ)」とはいえ、罪・穢(けが)れにまみれて生き抜いてきたような
意識が消えないぼくとしては、何をどう祓(はら)ったものやら、持て余し気味ですが。
平安時代中期の歌人、壬生忠見に夏越の祓を詠った一首があります。
忠見は父の壬生忠岑とともに、三十六歌仙の1人に数え上げられます。
塚本邦雄は評して「言葉の斡旋冱え冱えとして名手の名を汚さない出來榮え」。
☆
みなかみのこころ流れて行く水にいとど夏越の神楽おもしろ
「茅の輪くぐり」のセッティングが、1週間ほど前から調っていました。
「夏越の祓(はらえ)」とはいえ、罪・穢(けが)れにまみれて生き抜いてきたような
意識が消えないぼくとしては、何をどう祓(はら)ったものやら、持て余し気味ですが。
平安時代中期の歌人、壬生忠見に夏越の祓を詠った一首があります。
忠見は父の壬生忠岑とともに、三十六歌仙の1人に数え上げられます。
塚本邦雄は評して「言葉の斡旋冱え冱えとして名手の名を汚さない出來榮え」。
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みなかみのこころ流れて行く水にいとど夏越の神楽おもしろ
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