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花山天文台

2017_08_25_京都大学花山天文台 京都大学の「花山天文台」――正確には、
 京都大学大学院理学研究科附属天文台のようです。
 附属天文台は、同天文台(京都市山科区)ともうひとつ、
 岐阜県高山市の飛騨天文台があり、後者に主力は
 移っていますが、昭和4年(1929)に設立された歴史と
 伝統を誇ります。木造平屋根の「歴史館」は、
 旧「子午線館」の流用ですが、その屋根の開閉する
 構造が、記憶に引っ掛かって、むずむず……倉敷か? 
 近代建築として、天文台とは変化球で攻めてきたな
 という感じですが、“星空案内人(準)”のぼくには
 死角無し。「花山天文台」本館だけでも愉しめました。
 日本の大学天文台としては、2番目の設立。
川崎造船所」(=現「川崎重工」)の製造した本館ドーム(直径9m)内には、
国内3番目の大きさという 45cm屈折望遠鏡が設置されています。
元々口径30cmだった望遠鏡に、カール・ツァイス製45cmレンズを換装することに
なったため、焦点距離は延びるものの、鏡筒自体は延ばせないことから、
反射鏡で光路を折り曲げるというトリッキーな仕様が施されています。
それだけでなく、自動装備重力時計を用いており、今なお現役とのこと。
この45cm屈折望遠鏡、光学系~駆動系、共にレアな価値を有していますねえ。
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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