折々の豆腐(5)

高野公彦(コスモス)
豆腐屋のありし更地に夏の日の無量光ふりそそぎて無音
       ☆
『角川 短歌 8月号 2017』(角川文化振興財団)から豆腐詠を抽出(敬称略)。
特に何の注釈も要らない、シンプルな歌のようですが……
阿弥陀仏は12の功徳に分けられる“十二光”を発するといわれ、
無量光”の他、無辺光/無碍光/無対光/燄王光(えんのうこう)/清浄光
(しょうじょうこう)
/歓喜光/智慧光/不断光/難思光/無称光/超日月光が
数え上げられるようです。「無量無辺光」とも呼ばれる無量光は、
どのような慰藉を豆腐屋の跡地に与えてくれるというのでしょうか。
町の本屋さんが無くなっていくように、昔ながらの豆腐屋さんも姿を消していきます。
ふと、豆腐屋さんの数がどうなっているのか、久方ぶりに確かめたくなりました。
経済産業省「平成26年工業統計表」によると、その調査年(2014)の
豆腐・油揚製造業の事業所数は1,231、従業者数2万4,779人となっています。
厚生労働省「平成27年度衛生行政報告例」に当たってみますと、
許可を要する食品関係営業施設数のうち、平成27年度末の
豆腐製造業の営業施設数7,525……無論、全国における総数。
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ジャンル : 小説・文学

tag : 豆腐 仏像

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通りすがりの夢想家。元(にして最後の)「トーヨー新報」編集人。現在は、一介の編集素浪人?



豆腐業界唯一の全国版専門紙
「トーヨー新報」は、昭和33年(1958)創刊。大豆加工品(豆腐・油揚げ、納豆、豆乳、湯葉、凍り豆腐、もやし等)、こんにゃく、総菜業界をメイン購読者層に、月3回の旬刊紙「トーヨー新報」や業界関連データブック『豆腐年鑑』を発行。平成25年(2013)12月21日号、第1851号をもって終刊に至る。

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